「木村式自然栽培で米づくり」 掲示連絡板です!

安心・安全・おいしい米を自分で作る。 募集中

 湯梨浜町内の田んぼで「自然栽培の米づくり」を企画しました。田植えから稲刈りまで無農薬・無肥料で米を作ります、これまで農家の方以外では米作りをすることは大変困難でしたが、自分の食べる米を自分で栽培することができ、さらに収穫した米を格安で購入できます。

 「木村式自然栽培水稲マニュアル」を教科書にし、これまで木村式自然栽培で米作りを実践しておられる生産農家の方に作業の指導をうけます。

 

○安心・安全・おいしいお米を自分で栽培したい方

○米づくりの経験はないがぜひチャレンジしてみたい方

○木村式自然栽培を学びたい方。

○自分で作った米を食べてみたい方など皆様の参加をお待ちしています。

 

<参加条件>

・計画された作業(田植、除草、稲刈り、水管理)に参加できること

・当NPO会員であること(正会員か賛助会員)

参加費15、000円(収穫後30kgの玄米をお渡しします)

・収穫した玄米を1kg400円で購入できます

・募集人数15名程度(家族・グループでの参加も可)

 

募集締め切り 5月15日(木) 定員になり次第締め切り、住所・氏名・連絡先を

下記当会事務局までメール・FAX・電話でお申込みください。

※説明会 5月25日(日)13時30分より倉吉未来中心セミナールーム7で

参加説明会を開催いたします。

 

3月25日撮影

左右の田圃で栽培します、左側は昨年まで栽培していたので排水のために畝が作ってあります。

 右側は1年耕作していないので1m程の高さの雑草が茂り枯れています、左に比べると土は乾いていますが乾燥状態はよくありません。

 左右とも乾燥の悪い田圃です。面積は左右とも1.2反あり奥まで100m程ある細長い形状をしています。  

4月25日撮影

荒起こしの前に右側の田圃の草刈りをしました。

畔の部分は刈り払い機で除草して中央部分は機械で一気に作業をしました。

すっきりした田圃。 

 しばらく乾燥させてから荒起こし作業です。

細かく起こさずに10cm程の塊にして空気が土の中に入るようにします。

これは好気性菌の活動を盛んにさせるためで、今年の作柄を左右させる大事な作業です。

5月1日

テキストは羽咋市が作成した「木村式自然栽培 水稲マニュアル」を取り寄せ使用します。  このテキストは「ローマ法王に米を食べさせた男」の筆者高野誠鮮氏が編集されたもので、前文だけでも読む価値があります。 神子原実践田の作業を中心にわかりやすく作成されています。 

 自然栽培のマニュアルを市役所農林課とJAが共同で作成して配布している貴重な事例の本です。

5月20日

田起こし完了、左側が昨年も栽培した圃場・右が耕作放棄されて草が茂った圃場です。 

同じ条件で機械で作業したのですが左が10cm・右が5cmのサイズの塊、大きさが違います。

左側の田圃
左側の田圃
右側の田圃
右側の田圃

6月9日

 いよいよ木村式自然栽培水稲体験の第一歩となります田植えを行います。

6月15日(日)午前8時より湯梨浜町中興寺306パルス建設モデルハウスに集合ください。

当日はモデルハウスで準備の後徒歩で田圃に移動します。

田植えは8時30分ごろから初めて10時30頃終了予定です、

 その後モデルハウスで着替え手洗いして交流会を11時から行います。

食事や当会員の体験発表を行い懇親を図りますのでお楽しみください。

自然栽培の食材でささやかな食事と菓子を用意いたしますので

ご参加お待ちしております。

 なお交流会の参加費は会員様300円・そのほかの参加者500円です。

また雨天決行ですので雨天の時は雨具(かっぱ)準備ください。

 

水稲栽培体験日程

6月15日(日) 田植え 午前8:00~

6月18日(水) チェーン除草1回目

6月22日(日) チェーン除草2回目

6月27日(金)か土日 チェーン除草3回目

7月 2日(水) チェーン除草4回目

7月 7日(月) チェーン除草5回目

10月下旬 収穫

 その他、必要あれば草取り そして日々の水管理があります。

 

代掻き

6月14日 午後から田植えに備えて代掻きをしました。 田圃の水位が低かったので水路に堰をして水を引き込んでから作業開始です。

代掻きを始めると野鳥がたくさん集まって虫を食べに来ました。 すずめ・つばめ・からす・せきれい・かもまでやってきました。

田植えお疲れ様~

6月15日朝8時から大人20名子供多数あつまって田植えを行いました。 機械植えと手植えを少ししました、参加者全員が田植え機を日置さんの指導で交代に操作しました。

植えた苗の並びの仕上がりはオペレーターの性格が反映されたようです・・(笑)

手植えは佐治から会員の南条さんにきていただき指導していただきました。大人に混ざり子供も裸足で田圃の中に入り田植えの体験です。

子供たちも田植え機に乗車体験です。

「おじちゃんまがっとるで~」

「すいません、いい加減な性格なもんで・・」

田植え終了、記念写真の準備中

この後パルス建設のモデルハウスで懇親会を行い、自然栽培米のおにぎりを食べながら情報交換で盛り上がりました。

水位上げています

チェーン除草で雑草を浮かすように田の水位を上げて一面池の様になっています。

苗は水没しても光が当たれば生育してくれるので大丈夫です。

チェーン除草第1回しました

6月18日朝6時に集合。何人集まれるかと思いましたが、8人参加いただきチェーン除草をおこないました。 田圃の中に代掻きの時に残った草も拾いながら反対側まで引っ張りました。チェーンの重さより田圃の泥に足を取られる方が大変みたいです。 仕上げは日置さんが田植え機改チェーン除草機で仕上げを行い定時に終了しました。参加いただいたみなさん朝早くからお疲れ様でした。

連絡BOX設置しました

田圃に連絡ボックスを作りました、中には防水紙のノートとボールペンが入っていますので田圃に来られたら日時・氏名と気が付いた事などを記入してください。 みんなで育てるお米です、ノートに記入いただいた内容は拝見させていただきます、内容によってはこちらに記載することもあります。

(追伸 水位が上がり田圃の中を見ると「豊年エビ」の仲間がたくさん発生しています、大きさはまだ5mmほど、メダカの子供かと思いよく見たらエビでした。名前通り豊年になればいいですね。)

第2回チェーン除草

6月22日朝6時より満水の水田で2回目のチェーン除草を行いました。当日は梅雨らしい雨模様の中交代でチェーンを引きました、水田の両端が深くなっているため水中足袋をはいても水が入ってきた人もありました。 普段の運動不足を感じた作業でした。

参加いただいた皆様ありがとうございました、雨の中お疲れ様でした。

がんばれ!

 

あぜ道にタニシのタマゴが産み付けられていました。

第3回チェーン除草

6月27日(金)6時よりくもり空の下チェーン除草をおこないました、除草機の棒が前日折れてしまい応急修理して使用しましたが少し重たくなったようです。

7時まで作業を行い解散しました、また一部の人は続けてもち米を作っている水田に移動して除草作業をおこないました。

 苗は田植えから10日たち背丈は2倍ほどに育っています、あと2回の作業ですがんばりましょう。

第4回チェーン除草

7月2日(水)朝6:00より第4回のチェーン除草を行いました。 毎回遠方より朝5時に自宅を出発して参加いただいている方もございます、本当にありがとうございます。

田の両端の水深が深いところの苗はタニシが食べてしまったようだと日置さんが話していました。 タニシは雑草を食べてくれるので除草に役立つのですが食べるものが無くなると苗も食べてしまうそうで、苗を食べられないように雑草の葉をちぎって田の中に入れると良いらしいです。

両端の苗が育っていない所に皆様のご協力をいただき残った苗を植えました。 

 中央の苗は順調に生育していますが、水面下に沈んでいる苗が育つように水深を3cmほど浅くしました。

7月6日(日曜日)最後のチェーン除草を行いますのでご参加お待ちしています。

 

チェーン除草完了!

7月6日(日曜日)6時に体験参加者の皆様と5回にわたり行いましたチェーン除草が終了しました。 

皆さんの努力とタニシの活躍でほぼ完ぺきに除草できました。 この後木村式自然栽培で行う作業は水の管理を稲刈りまでしていくだけです。 (草が増えてきたら除草の作業をするかもしれません)

 本日はチェーン除草を行い、苗が消えてしまっている場所の追加の田植えをした後にタニシを取りました。 タニシが増えて雑草を食べつくして苗を食べ始めているのでタニシを駆除しました。 20分ほどでバケツ1ぱいになり日置さんの田んぼか日置さんの食卓に向かうことになりました。

 体験参加者の作業はしばらくありませんが水田の様子はご都合がつく限り見に来ていただき連絡帳に記入してください。

 

本当に田植えから5回の除草作業お疲れ様でした、木村さんがリンゴの木に話しかけたみたいに、この田んぼに来て稲に声を掛けてやってください、きっとおいしいコメがたくさん稔ってくれます。

引き続き田圃の様子は1週間に1回程度このページにUPしていきますのでご覧ください。

 

 

 

集められたタニシ 無事新天地に行けるかそれとも食卓か

 

 

苗を食べているタニシ

タニシの食欲

7月6日にチェーン除草の後田植えをした苗が半分ほど無くなっていましたので、タニシを駆除するためバケツ1杯タニシを拾って、もち米の栽培している駅裏の田んぼに放流しました。   この田んぼは水がうまく満水にならずチェーン除草をしても土が水面からでているため沢山の雑草が発芽しています、水位を上げてタニシに発芽した雑草を食べてもらう計画です。  ジャンボタニシ除草と名付けて活用している生産者があるそうで、増えすぎた体験田のタニシを移動させてこの田んぼも除草に役立てることができれば、生物の多様性とその共生関係を最大限利用し、自然の恵みと生命力が凝集されている食糧生産技術基本の応用となります。  さっそく昨日放流して24時間後はどうなっているか調べに行ってきました。

 

同じ場所の写真です、水没した草はタニシが食べています。

ジャンボタニシ除草、タニシ君の活躍今後の楽しみですが、草を食べつくした後はどうなるのか心配もありますね。

タニシの食害

7月14日に体験田のタニシの食害を減らすように、タニシの活動を制限するため体験田の水位を減らしました。    タニシの活動とチェーン除草により体験田の中の雑草は除草剤を散布した田圃よりきれいに除草されています。 強力な除草をしてくれたタニシが完全に雑草を食べてしまい次に食べだしたのが水中に沈んだ苗でした。 その結果水田の両端が水深が深くなっている所の稲が全部食べられてしまいました。  除草剤代わりに活躍してくれたタニシですが退場願いたい状況です。

 稲の生育は付近の在来栽培の田と比べれば小さいのですが、現在頑張って根を伸ばしています。 8月末ごろにはほかの田と同じ大きさに生育しますので楽しみに観察してください。

 

消えてしまった苗(体験田西側)

 

体験田中央付近で水が残った所に集まってきたタニシ

(水が無くなると泥の中に潜り込む)

大きく育っています

 7月中は猛暑が続きましたが、8月になると天候が台風通過から一転して梅雨空のような天候となっています。 

体験田では台風に備えて水位を上げたり、今後の作業やジャンボタニシ対策のため水位を下げたりしています。

 タニシに食べられた場所もありますが、そのほかのところは順調に生育して8月末には開花すると思われます。

 雑草もほとんど生えず、除草剤を散布した慣行栽培の田と遜色ありませんのでぜひご都合をつけて体験田を見に来てください。

 

 「クモ」がずいぶん増えて害虫を食べてくれています(写真中央)。

ジャンボタニシは鳥に食べられたか数が減っています。

穂がでました!

8月19日に体験田に行ったところ「コシヒカリ」の穂が出ていました、花もついて受粉の大切な時期です。田植えは付近の田より2週間ほど遅れましたが出穂はほぼ同時期に追いついています。

「きぬむすめ」はまだ出穂の気配はありませんが、苗の勢いは「コシヒカリ」よりありますので今後が楽しみです。

 水田の水位が高いので3cm水路の仕切り板を下げましたので田の中央付近は土が水から出るようになります。

 

「きぬむすめ」はただ今生育中、苗の勢いは「コシヒカリ」よりあります、出穂は月末頃になりそうです。

おてんば娘でもいい、元気に育って!

体験田で生育を観察

8月30日(土)5時に水稲栽培体験田に集合して、日置副理事長の説明で稲の生育状況を観察しました。 雑草が水田の中にほとんど生えていないほぼ完ぺきに近い除草で、土壌の上には「トロトロ層」が形成され理想の除草の状態との事でした。 ひとえに体験参加者の皆様のチェーン除草作業とジャンボタニシがうまく作用した結果です。コシヒカリは穂もほぼ出そろい、キヌムスメは稲の花が開花中でした。  このままの状態で生育すれば豊作になりそうです、あとは災害がない様に願うだけです。

実りの秋が体験田にも来た

9月も中旬を過ぎて体験田の稲も稲穂をつけて風に吹かれています。 コシヒカリは収穫がもうすぐできそうになり黄色く色づいています、キヌムスメはまだ黄緑になりかけている状態です。

 稲刈りの日程を調整していますので決定次第ご報告します。 最初に日置さんの都合に合わせてコンバインでコシヒカリを収穫して、その後の週末にキヌムスメの稲刈りを参加者の皆さんと行い天日干しをしたいと計画しています。

左側 キヌムスメ          右側 コシヒカリ

今年は「スズメ」が多く田に来て米を食べています。

スズメが食べた食べかすが田んぼに散らばっています。

(白い粒が食べかす)  

だれか案山子(カカシ)立ててください~。

「こしひかり」の稲刈り10月18日終了

10月18日に日置さんの都合がつき急遽「コシヒカリ」の収穫をしました。

田んぼのスロープに茂っていた雑草を刈り取ったり、タニシに食べられて

ばらばらに離れてしまった株を刈り取ったりしてコンバインの到着を待ちました。

コンバインでの作業は田んぼに入って作業開始して20分で完了、人が歩くより早くコンバインは動きますので写真を写すのに駆け足で走り回ります。

収量はちょうどコンバインのタンク一杯で、750kgのフレコンバッグ一杯になりました。

これから乾燥・もみずりを行い玄米にします、さて玄米で何キロの収量になるか楽しみでもあり不安でもあります。

今日収獲した「コシヒカリ」は25日(土)の交流会で試食するほか、自然栽培体験参加者には当日15kgお渡しします。

「コシヒカリ」精米しました!

日置副理事長の作業場で先日収穫した「コシヒカリ」を乾燥・モミ擦りをしてもらいました。

玄米は328.6kg くず米12kgとなりました。   1反当り4.3俵の収量です、両端10mがタニシの食害で稲が育っていませんでしたので、甘く見て1反当り5俵の作柄でしょうか。

25日の「キヌムスメ」の稲刈り作業の後の交流会で試食するためにさっそく精米しました。白濁米がほとんど無くとてもきれいなお米になりました、試食を楽しみにしてください。

稲刈り・収穫交流会報告

 

 

 

10月25日(土)好天に恵まれて「キヌムスメ」の稲刈りを栽培体験者の皆様が行いました。バインダーで稲を刈り束にしたものを竹竿にかけて乾す作業です。

鳥取県中部ではこの稲を乾したものを「はで」と呼びます。

「はで」の作り方を指導してもらい、棒を田んぼに突き刺してワラで縛り竹を乗せて稲束を掛けていきます。

ただ掛けるのではなくて掛け方にも技術があるようですが特に考えることも無く稲束を集めて掛けていきました。(この事が後で苦労する原因となるのですが)






当日集まった稲作自然栽培体験者の皆様






作業終了しました!





こしひかりの試食と交流会、シジミ汁・掻き揚げ・さつまいもなど皆様から差し入れが沢山ありました。

参加者の皆様の子供さんも加わりにぎやかに楽しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理事長の満身の力をこめての餅つきです。

「ハデ」が大変だ~  (落ちたり・倒れたり)



「ハデ」架け作業して4日目、稲束が落ちてるとの連絡で田圃に行ってみると・・・・

あちこちでハデの上に乗せた稲束が落下しています。


風で飛ばされたかと思いましたがよく見ると稲束の間がぐすぐすになって稲束がくるくると回ります。

このため上に載せた稲束の重みで竹にかけた稲束が回転して落とされているようです。

 稲刈りの時にきっちりと詰めて竹にかけておけば稲束も動かずに落下もしなかったはず、

隣の「ハデ」から稲束を移し替えて修正しました。

 

 

 

 

9月2日

 理事長より「ハデ」が倒れてるとの連絡あり2時から架け直し作業をしました。

前日からの雨で地面のぬかるみと稲束が濡れた重みで倒壊したようです。

(一度架けて帰りかけたら竹が折れてまた倒れました~なさけなや、結局2回「ハデ」架け作業しました。)

 

 

 

11月8日(土)もしくは9日(日)に稲こき作業を行う予定です、詳細はメールにていたします。

脱穀作業を行いました。

11月8日(土曜)10:00より水稲栽培体験の最後の作業となる脱穀作業をおこないました。  当初9日(日)の予定でしたが天候が崩れるとの予報で急遽土曜日に変更したため参加者の人数は少なめでしたが予定通り2時間の作業で終わりました。

作業はハデで乾燥させてある稲束をハーベスター(脱穀機)を使いモミと稲わらにする作業です。稲刈りと同様に農家の方に機械を持ってきてもらい指導を受けながら行いました。



作業終了お疲れ様でした。


自然栽培で育てた「ワラ」差し上げます。体験田のスロープにブルーシートを掛けて保管してありますのでご自由にお持ち帰りください。

無農薬ですので安心して菜園や食品加工に使用できます。

必ずシートが飛ばないように縄をかけておいてください。

水稲栽培体験完了しました。

体験参加者の皆様、一シーズンを通しての米つくりに参加いただきありがとうございました。

農家でない人は米つくりの体験がありません、参加者が初めての栽培にチャレンジして農作業の流れを学べたことが最大の収穫だとおもいます。

機械化されていない水稲栽培はこのように楽に生産はできませんでした、今回の体験は機械作業できるところは機械で行い最小の労働で生産することができました。

大きなトラブルもなくビギナーズラックに近い状態で今年の生産は終了することができましたが来年同じように順調に生産できる保証はありません。 毎年気候や土壌・病害虫など水田の状況は変化していきますので新しい取り組みや対応が必要になります。

 参加者の皆様には不十分な連絡や運営でご迷惑をかけ満足いただけなかったところも多くあったことお詫びいたします。

来年も水稲栽培体験事業を行うようにNPO来年度の計画をしていますので、体験された方、新しく体験してみたい方お待ちしていますぜひご参加ください。